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益子の陶器市 [余暇]

連休に以前から行きたいと思っていた益子の陶器市にいってきました。
(今年の秋の陶器市は11月1日~4日まで)

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予想はしていましたが、すごい人だかり。
そして予想以上に多くの出店がされていて
じっくりみていると1日ではとてもとても足りないくらいです。

今回学んだことは良いと思ったら迷わずその場で買うということ。

優柔不断に後でまた戻ってこようと思っても、
次から次に新たな陶器との出会いがあるのでついぞ買いそびれてしまいます。
決断力が試されます。

若手の作家の方も多く参加されていました。
毎年通ってお気に入りの方のものをすこしずつ集めるのも楽しそうです。

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埋蔵文化財調査 [雑記]

先日家の近くで公共建築建設前の埋蔵文化財調査の公開が行われていたので
ちょっと足を運んでみました。

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生憎の曇り空でしたが、大勢の方がきて熱心に見学されていました。

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中では調査員の方々が、いろいろと説明をしてくれます。
上の写真は、もともとあった溝の跡だということ。
なんの溝だったかというと恐らく、敷地境界の確定の為のものだったのではとのことでした。

話を聞くとどうやらこのあたりの場所は、江戸時代頃には畑だったようです。
特に、重要な遺構というわけではないようですが、
古くは石器時代や古墳時代、近代のものまでいくつか発掘物があったそうです。

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地層の状況や埋蔵物から過去の生活がうかがえるのはとても興味深いです。
電子データでの保存も数百年、数千年という単位では保存がどうなのか疑わしい部分もあるので、
今の生活も、もしかしたらこういった地下からの発掘という形で発見されるかもしれないですね。

一方、設計の作業も埋蔵文化調査に近いものがあるのかもとも思いました。
本来あるべき形(=建築)をみつけるために、少しの手がかりや、念入な調査が欠かせないからです。
ちょっとずつ地面を削りだしていくようなプロセスというのはとても興味深い気がします。

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teatime [雑記]

お土産に形がかわいい桜新町ヴィヨンのバウムクーヘンを頂きました。

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対価 [雑記]

ブラジルワールドカップもいよいよ決勝トーナメント。
日本はやや残念な結果でしたが、
ワールドカップとしてはこれからが盛り上がるところ
せっかくなので楽しみながら観戦したいと思います。

さて最近、少し前の記事ですが、
ゴトーアヒルさんが書かれた記事を拝読しました。

どうしてプロに無償で仕事依頼しちゃダメなのか・原価のある、時間

中々考えさせられる記事です。とても共感できる記事です。
設計の仕事もおなじような状況かもしれません。

設計という行為としては図面や内訳書などを成果物として提出しますが、
その根本は設計というその設計士のオリジナルのアイデアをアウトプットしたものです。

他の仕事と同様、設計の場合基本計画の段階でも
敷地や法規制の調査、アイデア出しまで数週間の時間を要します。

一方最終的にいかによいものをつくるか、提案できるかということが命題なので、
こんなに時間をかけたとか、こんなにたくさんアイデアを考えたというプロセスは
クライアントにとってはあまり関係のないことだとも思います。

如何に休日返上、夜な夜な徹夜をしていますといった
頑張っていますアピールなどいらないよということです。


それでも、やはり仕事の基本というのは、
お互いを尊敬し、信頼し合える人とでないとできないと思います。

すべてが報酬=お金という形ではないかもしれませんが、
少なくとも、クリエイターが必死になってつくりあげたものに対しては
クライアントも必死になって向き合ってほしいなと思うのです。


例えば、予算が少なくとも共にそのプロジェクトに熱く、
クライアントの方と向き合えるような案件であれば、
よろこんでお受けさせて頂いていたりもします。

中々難しい問題ですが、ぜひ上記ゴトーアヒルさんの記事一度読んでみて下さい。



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再生・保存 [長野のこと]

先日、休日を利用していつか行ってみたいと思っていた
軽井沢のドメイヌ・ドゥ・ミクニにとうとう行ってきました。

料理に期待することも勿論なのですが、なぜ行ってみたかったかというと、
このお店の建築が、解体の危機にあった坂倉準三氏の設計の旧飯箸邸を移築、
再生・保存したものだったからです。
旧飯箸邸は坂倉氏がフランスから帰国後の第一作だったそうです。
(そのあたりの経緯については新建築の2007年12月号を読むと詳しく書かれています)

世田谷地域にあったこの建築が、寒さも厳しい軽井沢の地に移築されるにあたり、
素材の見直しなど多くの配慮がなされたそうです。

建築を保存、再生する際にはどの建築でも直面する問題に、
「どこまでオリジナルに忠実にするか」ということがあります。
旧飯箸邸の場合、限られた時間の中で移築をしなければいけないという中で、
保存会の方々を中心に、解体前に、膨大な実測記録などが取られたそうです。

名建築であっても、簡単に解体されてしまうこのご時世、
こういった方々のご尽力があって幸運にもこの建築は移築・保存されたそうで、
頭が下がる思いです。

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1枚目の写真がアプローチ側外観。2枚目の写真が中庭側の外観です。
周囲は別荘地帯ですが、程良い距離感の中庭、生い茂る美しい木々によって
とてもまわりに馴染んだ佇まいとなっていました。

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もともと和室だった部屋で食事をいただきました。、
気候も気持ちのよい季節だったので、
建具を開けはなって外部と一体感のある空間を堪能できました。
外の緑が映えます。

天井の高さ、壁に対する開口部のプロポーションなど見るべきところ満載で、
とても参考になりました。

料理も、勿論大満足。
地場産の野菜が豊富に使われゆったりと心地よい時間を堪能することができました。

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ミニトマト [雑記]

気候も暖かくなり、すっかり新緑の季節ということもあり、
事務所でミニトマトを栽培しはじめました。
観葉と実際に食べられるという実益を兼ね、なんだかお得感いっぱいです。

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先週末に種を蒔いておいたら、昨日あっという間に芽がでました。
少し多めに種を蒔いてしまったので、ニョキニョキ沢山芽が出ています。

小さなプランターなので果たして、トマトを収穫するまで育てることができるか
わかりませんが、夏に向けてちょっと楽しみです。



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街灯 [雑記]

先日、事務所の近くを歩いていてある発見をしました。
何度も通っている道なのでいままでも目に入っているはずなのですが、
あまりにも馴染んでいてスルーしてしまっていたようです。

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発見というのは上の写真の街灯です。
一見するとなんてことないものに見えますが、よく見てみると
照明が吊られています。
もう少し拡大してみるとこんな感じです。

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一般的には、ポールや電柱についている街灯がほとんどだと思います。
私の知る限りで吊られている街灯をはじめてです。
吊られている場所は丁度三叉路の交差点真上、やや見通しの悪い場所です。

おそらくどの道からもより見易いようにと、ポールではなく吊ることになったのだと推察します。
ちなみに夜はこんな感じです。

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普段見慣れてしまっている街の夜のあかりでも、
家のあかり、街灯、月あかりなど意外に多用で面白いものがあるような気がします。
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地鎮祭・起工式 [仕事]

久々に仕事についてご紹介。

先日、長野の保育園の地鎮祭・起工式がおこなわれました。
昨年夏から設計を進めていましたがようやくここまで辿りつきました。
途中、建材や労務単価の高騰で入札がかなり心配な時期もありました。

市役所の方や保育の方等大勢お集まりいただきました。

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幸い天気もよく、朝から気持ちのよい日和の中でおこなうことができました。
いよいよ連休明けから本格的に土工事に入っていきます。
竣工は来春の予定です。

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メキシコ⑨ソカロ周辺 [見学]

1月にいったメキシコの話の続きです。
ちなみに過去のメキシコの話はこちらから
メキシコ①~⑧

建築家の手掛けたものは勿論、色々な感性を与えてくれるけれど、
かならずしもそういった建築ばかりがよいわけでもありません。
メキシコシティの中心部ソカロ広場周辺も歴史性のあるとてもよい場所です。

テンプロ・マヨール
かつてのアステカ帝国の中心地だった場所です。

1913年の工事中に、神殿の基底部などが発掘されたそう。
スペインが大航海時代に侵略してきてから埋め立てられ、
カテドラル等が新たに築かれたそう。

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カテドラル
1513年に着工され、なんと完成したのが1818年とのことなので
300年以上建設に期間がかかっています。
スペインのメキシコ侵攻にあたり、キリスト教布教が戦略の1つだったとか。

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国立宮殿
カテドラルと共に、16世紀、元々あったテンプロ・マヨール(アステカの宮殿)を壊し
その後に植民地の本拠となる副王の宮殿を建てたのがこの建築です。
リベラの壮大な壁画が印象的。

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宮殿中央部は非常にととのった中庭形式の広場になっていて、
すがすがしく明確な場所になっています。

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メキシコ⑧バラガン [見学]

メキシコに行ってバラガンの建築に実際足を運ばない手はないでしょうということで、
多分に漏れず行ってきました。

スケジュールが許すのであればメキシコシティ郊外にあるサテライト・タワーなど
諸建築にも行ってみたかったですが、
残念ながら今回訪れたのは、バラガン邸、ヒラルディ邸、トゥラルパンの礼拝堂の3つ。
基本的にどの建築も要予約で、ネット予約が出来ないものもあり中々ハードルが高いです。


まず訪れたのがトゥラルパンの礼拝堂。
残念ながら基本的には内部の写真撮影がNGなので外観のみです。
外観は抑揚がある開口と目がいく木製の扉のみで、知らないと通りすぎてしまいそうです。

内部に関しては施設全てではないのですが、ひととおりの場所をシスターが
解説をしてくれながら案内してくれます。
バラガンは敬虔なクリスチャンで、この礼拝堂のために私費も投じていたとか。

礼拝堂の身廊空間の光の入り方は圧倒的、久々に心に震える空間に出会いました。
まさに足を運ばなければ体験できないという感覚。

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次に訪れたのがバラガン自邸。

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2004年に世界遺産登録がされました。下の写真は外壁につけられた世界遺産登録のプレート。
近代に設計された1つの住宅が世界遺産登録されるというのは考えてみるととてもすごいことです。

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1988年に亡くなるまでの後半生をバラガンはこの自宅で過ごしたそうです。
現在はバラガン財団の本部になっています。
残念ながらこちらも内部は撮影禁止。

バラガンが生活していたそのままの息吹を感じさせながら、インテリアや小物まで保存されています。
日本の庭園に関する書籍なども棚に所蔵されていました。

バラガンは『建築において探求すべきはエッセンスであってフォルムではない』と述べています。
この建築もメリハリの効いた情感ある空間だと感じました。
どの場所もとても丁寧につくりこまれています。

特に裏庭とそのまわりの諸室の設えは非常に印象的でした。
天井高さの抑揚もだいぶ与える印象が変わるものだなと感じました。


最後に訪れたのがヒラルディ邸。
現在でもヒラルディ氏の家族が実際にこの建築で生活しています。

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一見すると外観は、とても派手なように見えますが、自然とメキシコでは違和感を感じません。
同じ色がそこかしこに使われているということもありますし
、気候や草花、人々の雰囲気がそうさせているのかもしれません。

この建築でやはり一番有名なのは内部のプール。
残念ながら写真が紹介できませんが、果たして眼前にあるのは実空間なのか、
ビジュアライズされた何かなのか、夢現というような心持です。
バラガンは、小物1つにしてもその置場所にこだわったのだとか。



バラガンは孤独を愛した人だったとも言われています。
同じく氏の『エッセンスを感じさせない建築は、
ファッションとおなじようなもの』という言葉が心にずしりと響きます。


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