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国土交通白書 [雑記]

先日、平成24年度の国土交通白書が発表になりました。
http://www.mlit.go.jp/statistics/file000004.html

新聞やニュースなどでもとりあげられていましたが、40歳未満の持ち家比率は28.4%とのこと。
25年間の間に実に14ポイントの下落です。

40代未満の世代が他の世代に比べ、暮らしや住宅に興味がないかというと
決してそうではないと思います。むしろ狭くても雑貨やインテリアで自分らしく
空間を彩るという志向は強いのではないかと思います。
要は都会に若者が集中するなかで持ち家をもつのが経済的に厳しいというのが実際のところかと思います。

世帯構成については、1960年の2,216万世帯から2010年の5,184万世帯まで継続的に増加しているとのこと。
予想では2019年がピークで、5,307万世帯までまだしばらく増加傾向だそうです。

平均世帯人数に目を向けると、1960年代が4.14人だったのに対し、2010年に2.42人、2035年には、2.20人になると予想されています。
単身者の増加が平均を押し下げているということも考えられますが、
その数実に4人から2人と半減です。
住宅とはどういう場所か、どういう場所が必要か、規模はどうなのかということに関して、
改めて見直してみる必要があるかもしれません。
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浜松自宅カフェ

少子高齢化はどの業界、どの産業にとっても深刻な問題ですよね。
一世帯あたりの出生数が2.0を切った時点で、人口、特に生産人口
は減少に転じるわけですから、ずいぶん前にわかっていながらも
どこも手を打てていないのは、問題がジワジワと迫ってくることも
あるのでしょうね!
私の仲間も新築依存からの脱却を考えて、徐々に着手をしている
ところですが、中々これはと言う策が無いのが実情です。
by 浜松自宅カフェ (2013-07-04 09:10) 

mogi

浜松自宅カフェさん
コメントありがとうございます。
おっしゃられるように住宅だけでなく、少子高齢化のひずみがでてきていますよね。一応子育て世代なのでそういうことも考えねば(笑)

建築に関しては、ぜひ量より質へと目を向けていきたいところですね。
by mogi (2013-07-04 14:09) 

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