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旅行4 [見学]

すっかり間が空いてしまいましたが
先月行った旅行の続きです
2日目は天気が悪い中、松江から出雲に向かいました

話は脱線しますが学生の頃
ちょうど今回と同じようなルートを友人3人でレンタカーを借りてまわりました
山陰から広島、岡山、姫路を行くルートです
出雲もその時一度訪れました

でも惜しむらくはその頃は建築についてあまり知識がなかったせいか
ぼんやりとしか観れていなかった気がします


ということで2度目の山陰旅行なのですが

出雲では比較的最近できた槇さんの島根県立古代出雲歴史博物館にまず行きました

さすが槇さんというだけあって
破堤の無いディテールがもたらすものなのだけれど秩序があり
大人の建築という感じ、ここはどうなの?というつっこめるところがない変わりに
悪く言えば遊びの無い空間であるとも言える

思ったより展示スペースが無いのと、企画内容がちょっと…というの
なんだかあまり効果的でない展望・カフェ空間が残念です

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出雲大社は言わずもがなですが
ここにぜひもう一度来てみたかった理由のひとつに学生の頃の訪問では
大社の両脇にある菊竹さんの建築をスルーしていたからです

特に大社に向かって左手に位置する「出雲大社庁の社」は和風を取り入れた有名な建築です
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出雲大社はまた京都の寺社仏閣にはない雰囲気を持っていますね
京都の寺社仏閣が侘び寂びを基調としながらもどこか魅せるところを知っているというか
ほれここが魅せ場なんですよというような、控え目といいながらも
それぞれの寺社自らの魅せ場を持っているのに対して

出雲はとても力強い感じ、繊細さは少し前者に劣るけれど
ある種素朴なまでの威厳、異様さを持ち合わせている気がします

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ちなみに出雲大社を観ているときちょうど雨が強くなり傘も持たない私は結構濡れました
ちょうどお昼時だったので出雲大社の前の商店街で出雲そばを堪能

寄る予定はなかったのだけれど
とても近い場所に伊東さんの大社文化プレイス
があったので思わず訪問

出雲という場所に相応しい建築かどうか分からないけれど
他の建築に比べてとてもとても軽いイメージがします
(高松建築を見過ぎたあとだったこともあるかもしれませんが)
確かに白を基調としていて鉄骨自体の素材の軽やかさがでているのかもしれないけれど
こうも設計する人によって建築の印象が変わるんだというのを実感しました
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この後、仁摩のサンドミュージアムに行って夜広島まで行くのだけれど
それはまた次のお話
(それにしても結構無茶な行程だったなぁ)


最後まで読んでくれてありがとうございます
タグ:出雲
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