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そば打ち体験 [余暇]

前回の続き

前回も書きましたが、信州出身でありながら未だそば打ち未体験だった私
先日やっとそば打ち初体験しました

そば打ち体験では
遊蕎庵 庵主であり、ソバリエ、日本酒アドヴァイザーであられる小池晃さん
ご指導のもと体験しました!

何人かで体験をおこなって3人グループに分かれてそば打ちです
まず、小池さんが一通りそば打ちの工程を実演を交えて紹介してくれます

俗にそば打ちでは「包丁3日 のし3月 木鉢3年」と言われているそうです
木鉢3年というのは、そば粉に加水して、生地にするまでの作業です
この工程がそば打ちの中で一番難しく、習得するには3年必要とのこと
次ののし3月というのは、のし棒を使って生地を平坦にし、切るまでの作業のことです
こちらはマスターまで3カ月
最後の包丁はもうおわかり、麺に切る作業のことです
これが一番簡単、3日もあれば誰でもうまくなるとのこと

たしかにこの格言通り生地にするまでが難しいです
粉に水を入れてから、まとまるまで、一生懸命手で練っていかなければなりません
先生の見よう見まねでやってみるものの中々思うようにはいきません

のし作業もこれまた一筋縄ではいきません
均一に力を入れないと生地全体の厚みが不均一になってしまい美味しいそばにしあがりません
3本ののし棒を駆使して、乾燥しないよう手早く生地を巻きとりながら薄くしていきます

最後の切る作業も決して簡単ではないけれど楽しい作業
切ったあと少し包丁を傾けて次の麺分の厚みだけ駒板(生地を押さえつけている板のこと)を
移動させます、リズム感覚が必要のようです

ゆで加減もこれまた重要
麺の細さに合わせて1分半から2分程度きちっと茹でます

先生は本当にストイックにそば打ちをしていらっしゃいました
当たり前だけれど全ての工程にこだわりがあります
そういった真剣さがあるからこそ、美味しいそばが打てるんだと実感

最後は自ら打ったそばを実食
汗水を流して打ったそば、打ち立てのそば、まずいわけがありません
先生お勧めの中々手に入らないという日本酒と合わせて頂きました

初体験ということもあり、満足に打てない部分も間々あったけれど
なんだかはまりそうな楽しさ
つくるにはそれなりに道具を揃えなければいけないのだけれど
自宅でそば打ちなんて夢ですね

きっとまたそば打ちをしよう、そんなことを思った一日でした

2905374
↑わかりにくいですが、打った直後のそばです
タグ:そば
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たいせい

 PTAのイベントでそば打ち体験をやったら、ものの見事に嵌ってしまい数ヶ月に一度子供を集めてやっている友人がいます。(勿論、そば打ちセットは何式も持っています)
 小麦粉の比率で難易度が変わり、簡単に作る配合もあるようですね。

 自分で打ったたそばは、子供達にとっても感動の味だそうです。
by たいせい (2009-06-12 09:41) 

denn

楽しそうですね~^^
格言には 出てきませんが そばつゆ! これも 年季のいる作業だと思います^^何年くらいなんでしょうか?むしろ^^どれにも 終わりがないのかもしれないですね^^・・・
by denn (2009-06-13 04:53) 

takui

ソバ打ちはやったことがないですが、自分で打ったソバは美味しいでしょうね。
by takui (2009-06-13 22:01) 

mogi

たいせいさん
実際にやってみると嵌ってしまう気持ちわかります。
道を究めるというところまでは難しいですが、
家で食べる分くらいには覚えたなと思いますね。

dennさん
そばつゆもむずかしそうでしたね。
このときは残念ながら時間がなかったので
先生が事前に調合したものを使わせていただきました。

takuiさん
やはり自分で打ったそばというのは
少々見た目が悪くても思い入れがあるぶん
おいしく感じました。
ぜひまた打ってみたいです。
by mogi (2009-06-15 10:33) 

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